先日、OpenOffice.orgへの移行を発表した会津若松市が、コストメリットとして発表していた金額の詳細やOOoを実際に利用している職員からの声を公開しました。 コストメリットとして発表していた1500万円という金額が、有償ソフトを使わざるを得ないケースを想定して15%割り引いていたという点が意外です。金銭的なメリットの他に、ソフトウェアを乗り換えることによる人的なコスト増についても言及されています。また、実際に現場でソフトを利用している職員から寄せられた声が纏められており、ソフトを使用することにはそれ程不安は無いものの、これまで作り貯めた文書ファイルの取扱いに対する不安の声が多いなど、興味深い内容となっています。 他にも導入までの経緯が掲載されており、2003年頃から検討を始め、導入に踏みきるまでの流れを見ることが出来ます。導入を検討している企業や自治体には、良い検討材料となるのでは