人材育成のプロが組織の成長に伴走します。生成AIを活用した各種機能、MBA基礎〜DXなど最新知識まで測定もできるeラーニングも用意。 詳細を見る 多忙だからといって根本的な仕事をしているとはかぎらない 先日、『リーダーシップの旅 見えないものを見る』(野田智義・金井壽宏著、光文社新書)を再々読していたときに、あらためて目に留まった言葉があります。 それは、「アクティブ・ノンアクション(active non-action)」です。行動的な不行動、不毛な忙しさ、多忙ではあるが目的を伴う意識的行動をとっていないことの意味を含む概念です。 この言い回しは、もともとは、哲学者ルキウス・アンナエウス・セネカが言及した「ビジー・アイドルネス(busy idleness)」、つまり「あくせくしながらも結果として何もしないこと、怠惰な多忙」を起点にしているのだそうです。 セネカが約2000年前の人物だという
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