2010-11-13 上越のB級グルメ「夜光パン」の秘密 ニュース 調査隊 全国的にB級グルメが脚光を浴びている中、上越市高田地区を中心に戦前から綿々と食べ続けられている庶民のお菓子がある。それは「夜光パン」という、なんともインパクトのあるネーミング。今も上越市内の10店以上の和菓子店で販売され、最近になって売れ行きが伸びているという。そのネーミングの秘密と、歴史を探ってみた。 ↓上越市内で通年販売されている夜光パン。左からマーブル市原(大町4)、太田 製菓店(稲田3)、金沢菓子店(北本町1)、滝本菓子店(南本町3)、栄喜堂(本町5) 夜光パンとは 夜光パンは、小麦粉、卵、砂糖を練り上げて板状に延ばし、花札大の大きさに切って、銅板の上で一枚ずつ焼き上げる。最後に、粒が残る程度に煮詰めた砂糖液にくぐらせ、自然乾燥すると出来上がる。食感は乾パンとカステラの中間ぐらいで、懐かしい味わいと風味があ