インド南部で、宗教団体「エホバの証人」の集会が開かれるなか、3回にわたって爆発が起き、少なくとも1人が死亡し、50人あまりがけがをしました。 インドの警察によりますと、インド南部ケララ州にある国際会議場で、日本時間の29日午後1時すぎ、2000人以上の信者らが参加して、「エホバの証人」の集会が開かれるなか、突然、爆発が起きました。 現地からの報道では、爆発は3回にわたって起きたということで、少なくとも女性1人が死亡し、50人あまりがけがをして病院に搬送されました。 警察はこれまでの捜査で、何らかの爆発物が使われたとみていて、インド政府も現場にテロ対策チームも派遣して詳しい状況などを調べています。 「エホバの証人」をめぐっては、ことし3月にドイツにある関連施設で、容疑者を含む8人が死亡する銃撃事件が起きています。