ニューヨーク(CNNMoney) ニューヨーク近代美術館(MoMA)で開催中の「トーク・トゥ・ミー」展は、人と人あるいは人と物との関わり方や、その関わり方をテクノロジーやデザインがどう支援できるかがテーマになっている。 200点近い展示品には、誰でも簡単に操作できるように工夫された現金自動出入機(ATM)や地下鉄用プリペイドカードの販売機のほか、小石の代わりにビルの壁に向けてバーチャルのメッセージを飛ばすぱちんこ、外界との接点の少ない修道女たちに対して祈りを捧げるべき世界の悲しいニュースを伝える装置といったものがある。 変わり種もある。日本のアーティスト、スプツニ子!の「生理マシーン、タカシの場合。」は、電極の刺激で生理痛を体感できるという装置だ。家族の顔の表面温度を測ってそれぞれの緊張度やストレス度を判定する「ハッピーライフ」といったものもある。 未来の画家は自分の瞳孔と専用の眼鏡とソフ