運動量が豊富で、攻守において貢献度が高く、Jリーグベストイレブンに2003年から8年連続で選ばれ続けている サッカー観戦の方法のひとつに、ずっと1人の選手を目で追い続けるというやり方がある。そうすると決定的なシーンを見逃してしまう可能性はあるが、ボールを追っていたらわからないような選手のすごさが浮かび上がってくる。 今のJリーグにおいて、その観戦法が最もふさわしいのが、ガンバ大阪の遠藤保仁だろう。 ワンタッチのパスといったシンプルなプレーが多いため派手さはないが、何気ないプレーで試合の流れを大きく変えていることが多々ある。 今回はその中から特に、3つのプレーに注目したい。 30m先の相手にサイドキックでパスを通す正確無比なテクニック。 1つ目は「ロングレンジの高速サイドキック」だ。 サイドキックというのは他のキックに比べて正確さはある反面、パススピードが出づらく、射程距離が短くなりやすいと
![アタッカー全盛の今だからこそ!!“現代的パッサー”遠藤保仁の再評価。(木崎伸也)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/98659bbf2220ea8ad9a808575331ea57fbcc8afa/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2F6%2F-%2Fimg_860f934da6ce46a9d1f84195e7b029dd222838.jpg)