先週のシミュレーションの講義2コマに続き、今日のイメージングの講義1コマで今年度の授業は終了。あとは来月の非常勤講師の1コマだけ。大学院しかないと講義のdutyはこんなものなので、教育のdutyが多い大学に異動したら相当頭を切り替えないと対応に苦労しそうだ。 羽生善治・今北純一の「定石からビジョンへ」を読む。 日本人離れした今北氏と天才羽生善治の対談。何気なく読み始めたが、あちこちに思い当たることがあって、つい読みふけってしまった。4年位前に谷川浩司と河合隼雄の対談というのがあって(「無為の力」)、読後しばらく考え込まされる本だったが、今度もそうなりそうだ。 「(羽生)この知性と感性の二つのバランスをとるのはかなり難しいのです。というのも。知識に偏ってしまうと感性が鈍ってしまうからです。例えば、初めて見る場面のほうが閃きやすいということがあります。データがないも無いと、その場面で、自分の頭