
はじめに find コマンドの使い方は、ざっくり調べただけではよくわからんとなりますが、見逃しがちなルールを知れば簡単に理解できます。find コマンドに限りませんが使い方を調べるのが面倒だからと曖昧な理解で使うと逆にもっと分からなくなって時間がかかります。急がば回れ、理解して正しく使ったほうがシンプルで楽で簡単です。この記事では find コマンドの使い方を理解するために必要なルールと使い方の実践的な知識をまとめました。 Q&A(?): -type や -perm の説明はしないの? ⇒ それらはドキュメントを読むか検索すればすぐにわかることで難しいポイントではありません。重要なのは基本のルールを理解することです。 関連記事 POSIX 準拠のシェルスクリプトでは find | xargs よりも find -exec {} + を使うべき! 移植性の話はこちら ⇒ findコマンドのオ
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? シェルスクリプトにも統合開発環境を Bash のシェルスクリプト (shell script) は Linux はもちろん mac や Windows でも動作します。 シェルスクリプトの文法にはかなりクセがありますが、仕様が安定しているために移植する必要がないという大きなメリットがあります。ただ、一般的なプログラミング言語と異なり、デバッガーが使えないため期待した動作と異なるときに動きが分かりづらいという弱点がありました。 しかし、それはもう過去の話です。 Visual Studio Code の Bash Debug 拡張機能を使え
Bash の勉強を始めた頃、頭がごちゃごちゃになって調べたこと、わかるとほんのちょっとうれしくなったことを5個ピックアップしてみました。 - 目次 - alias sudo='sudo ' と alias sudo='sudo -E ' bash -c /dev/null grep -rl xargs で任意の位置に引数を展開する - 説明 - 1. alias sudo='sudo ' alias コマンドを使うと、長いコマンドを別名で登録できて、とても便利です。 でもそのまま sudo と組み合わせると、エラーになります。 例えば、la という登録名で、ls -a を実行させると、 sudo la でエラーになります。 bash のマニュアルには、以下のように書かれています。 alias [-p] [name[=value] ...] value の末尾に空白があると、エイリアスが展開
bash のシェルスクリプトを書くときに、いつも脳死で以下をやっている。(同僚が整備してくれたものをコピペしている) エディタなり CI で shellcheck をまわす set -euxo pipefail と冒頭に書く こんな感じ #!/bin/bash set -euxo pipefail いつまでもコピペではさすがにアレなので、意味を調べたメモ。 shellcheck koalaman/shellcheck: ShellCheck, a static analysis tool for shell scripts イケてない書き方に警告を出してくれる それぞれの警告にはエラーコード割り振られていてとても便利 エラーコードごとに正誤例、解説が書かれているのでわかりやすい SC1000 の例 CI もそうだし、エディタのプラグインも充実 しているのでとりあえず入れておくと良い set
wgetコマンドといえば、webからファイルをダウンロードしたりする際によく利用するコマンドだ。 今回は、このwgetコマンドについて覚えておきたい使い方をまとめてみる事にする。 1.基本の使い方 基本的には、以下のようにオプション無しでコマンドを実行することで、Web上のファイルをダウンロードする。 ダウンロードしたファイルはカレントディレクトリに同じ名前で保存される。 wget http://ファイルのURL [root@test-node work]# ls -la 合計 4 drwxr-xr-x. 2 root root 6 3月 19 00:39 . dr-xr-x---. 19 root root 4096 3月 19 00:39 .. [root@test-node work]# wget http://diffc.googlecode.com/svn/trunk/bin/p
主にアプリケーション開発者向けに、Linuxサーバ上の問題を調査するために、ウェブオペレーションエンジニアとして日常的にやっていることを紹介します。 とりあえず調べたことを羅列しているのではなく、本当に自分が現場で使っているものだけに情報を絞っています。 普段使っているけれども、アプリケーション開発者向きではないものはあえて省いています。 MySQLやNginxなど、個別のミドルウェアに限定したノウハウについては書いていません。 ログインしたらまず確認すること 他にログインしている人がいるか確認(w) サーバの稼働時間の確認 (uptime) プロセスツリーをみる (ps) NICやIPアドレスの確認 (ip) ファイルシステムの確認(df) 負荷状況確認 top iostat netstat / ss ログ調査 /var/log/messages or /var/log/syslog /
tl;dr よく使われるコマンドの一つに cd コマンドがあります。ターミナル生活の 80% 近くは cd と ls である、という英文記事を何処かで見かけました。それを効率化しようという Tips です。 目的 cd はよく使われるのに使い勝手が悪いコマンドである気がしてなりません。cd コマンドは有効なパス(相対パス、絶対パスは問わず)しか解釈してくれないからです。つまり、存在していて尚且つパスが解決できるものに限るのです。例えば、ホームディレクトリにいるときに、/home/lisa/work/dir に行こうとして cd dir とだけタイプしても no such file or directory (そんなディレクトリは見当たらないよ!)と言われてしまいます。きちんとした経路でなければならないのです。いちいちパスを覚えていない場合や、部分的にしか思い出せない場合には結構面倒ですよね
crontabの設定方法をすぐに忘れるのでメモ代わりにまとめています。 ※最初にまとめてからかなり時間が経過したので、内容の精査とその間に勉強した項目を追加しました。 crontabを設定する方法 crontabを設定する方法には2通りの方法があるので説明をしていきます。 crontab -e ※コマンドで設定 crontab ファイル ※ファイルを読み込んで設定 「crontab -e」コマンドで設定 「crontab -e」コマンドを実行するとcronを設定する画面が表示されます。 「e」では無く、横にある「r」を誤って指定してしまうと、設定されているcronの内容が削除されてしまうので注意してください。 $ crontab -e 設定を編集する画面が表示されるので、下記のような書式で設定を行います。 00 * * * * /root/disk-space.sh ちなみに、設定している
Home Subscribe Unixデーモンの仕組み 12 March 2015 おはこんばんちは!! 尾藤 a.k.a. BTO です。 みなさん、Unixデーモンよく使ってますよね。 Webエンジニアなら、Webサーバ、メールサーバ、DBサーバ、cronなどがよく使われるのではないでしょうか。 24時間365日黙々と働き続けるUnixデーモン達。 身近な存在だと思いますが、実はどういう仕組みで動いているのかご存じない方も多いのではないでしょうか。 先日、オトバンクでUnixデーモンの仕組みについて勉強会をやったので、その内容をまとめます。 デーモンとは では、デーモンとはいったい何なのでしょうか。 Unixライクシステムにおいて、バックグランドで動作して様々な処理を実行してくれるプロセスがデーモンです。 デーモンには明確な定義はありませんが、だいたい次のような条件を満たすプロセスが
Linux(リナックス)やオープンソースソフトを使いこなすためのコツをやさしく,分かりやす く説明します。単に操作手順を覚えるのではなく,Linuxの仕組みを理解しながら,基本的な使 い方を身に付けましょう。 Linux全般編 ログインとログアウト(1:Linuxのおさらいとユーザー権限) ログインとログアウト(2:システムにログインする) ログインとログアウト(3:ユーザーとパスワード) ログインとログアウト(4:ログアウトとユーザーの使い分け) ファイルの仕組みと操作法(1:ファイル・システム) ファイルの仕組みと操作法(2:ファイルとディレクトリの構成) ファイルの仕組みと操作法(3:ファイルの属性) ファイルの仕組みと操作法(4:ファイル操作コマンド) ファイルの仕組みと操作法(5:ディレクトリの操作方法) ファイルの種類 リムーバブル・ストレージの取り扱い シェルの基本操作法(前
できればシェルスクリプトなんて書きたくないんだけど,まだまだ書く機会は多い.シェル芸やワンライナーのような凝ったことではなく,他のひとが使いやすいシェルスクリプトを書くために自分が実践していることをまとめておく. ヘルプメッセージ 書いてるシェルスクリプトが使い捨てではなく何度も使うものである場合は,本体を書き始める前に,そのスクリプトの使い方を表示するusage関数を書いてしまう. これを書いておくと,後々チームへ共有がしやすくなる.とりあえずusage見てくださいと言える.また,あらかじめ書くことで,単なるシェルスクリプトであっても自分の中で動作を整理してから書き始めることができる.関数として書くのは,usageを表示してあげるとよい場面がいくつかあり,使い回すことができるため. 以下のように書く. function usage { cat <<EOF $(basename ${0})
こんにちは nakamura です。そういえば 4/1 から 神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例 が施行されましたね。今のところよく行くお店でそれらしい光景は見掛けませんが、先日行った居酒屋はものの見事に禁煙になっていて心なしか客足もまばらな感じでした。神奈川県の飲食はこれから厳しそうですな。 さてさて思わず関西弁になってしまうほど便利な find コマンドを今日はご紹介します。比較的有名なコマンドですが、オプションが相当な数あり正直全てを把握するのは無理かもしれません。ただ、よく使うものだけでも頭に入れておくと何かと便利な優れものなのです。 基本的なオプション まずは基本的な使い方。 -type ファイルタイプの指定に使用するオプションです。スペシャルファイルや名前付きパイプ等様々な引数がありますが、よく使うのはディレクトリを示す d と通常ファイルを示す f でしょうか。 -n
Linuxシステムプログラミング 作者: Robert Love,ロバートラブ,千住治郎出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2008/04/16メディア: 大型本購入: 5人 クリック: 181回この商品を含むブログ (29件) を見る 結合 Unix/Linuxの標準コマンドで2つのファイルの共通keyで連結することができます。共通keyでの結合にはjoinコマンドを利用します。joinによりSQLのinner joinに近いことがコマンドだけで出来てしまいます。今までテキスト処理をコマンドで行う事が少なかったのでjoinの活用方法を知りませんでしたが、今回調べた内容を記録します。似たコマンドとしてpasteというものもあり、こちらは同じ行数の内容を単純に結合します。そちらについても簡単に紹介します。 join join前にsort joinコマンドを利用する場合は2つのファ
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