「アプリの考え方」を他のサービスやアプリとつながるiOSアプリをSwiftで作成しながら習得できる本連載。2回にわたって、ネットワーク上のデータをアプリに読み込んで扱う方法について解説しています。前回は「データをアプリにダウンロードする方法」を同期、非同期2つの方法で解説しました。今回は「ダウンロードしたデータをアプリで使える形に解析する方法」について解説します。 解析が必要なデータの形式で代表的なXMLとJSONで解説します。 おさえておきたい「XML」と「JSON」 XMLとJSON。名前は聞いたことがあるかもしれませんが、どんなものか具体的にわからない方のために、簡単に解説します。 1)XMLとは XMLとは、「Extensible Markup Language」の略で、テキストデータの意味や構造を記述するための「テキストフォーマット」です。データはタグ<>を使って記述します。タグ