ヨミ子さんを起用するニュースチェック11は、Twitterで寄せられた視聴者のコメントを画面内で紹介するなど、新しい取り組みを行う実験的な番組でもあるという。 「昔イギリスの番組にマックス・ヘッドルームというバーチャル司会者がいた(※編注:1980年代に音楽番組に登場したキャラクター)。そういうものを目指したら面白いのではないかと考えた」(熊田専任部長) ヨミ子さんの技術 ヨミ子さんは、競技データから実況内容を自動作成し、音声合成で読み上げる「ロボット実況」の技術を活用して開発。平昌五輪の実況にも使われた技術で、これをニュース読み上げ向けに改良したという。 放送技術研究所の今井篤上級研究員(ヒューマンインターフェース研究部)は「実況とニュースでは発話させる内容が異なるため、それに合わせて機械学習を行っている。声を担当するアナウンサーも別人」と話す。ヨミ子に音声データを提供しているのはある1
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