2011年6月14日のブックマーク (2件)

  • 梶ピエールの備忘録。[経済]イースタリーとサックスがハイエクと福祉国家をめぐってケンカしている件について

    マンキュー先生も野次馬的に取り上げているし、あちらでは結構盛り上がっているみたい。 ざっと目を通して理解したところによれば、まずサックスがScientific American誌に寄稿した論文の中で、北欧の福祉国家がイギリスやアメリカといった新自由主義の国家に比べより優れた経済パフォーマンスをあげていることから、かつて著書の中で社会主義国だけでなく福祉国家も「隷属への道」を歩むと主張したハイエクは間違っていた、と断定する文章を書いたことに端を発する。 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2006/10/sachs_friedrich.html それに対しイースタリーは、サックスはあたかもハイエクが全ての社会保障は不要だと主張したかのように議論を捻じ曲げていると指摘し、また黒人・移民問題を抱えているアメリカ社会の貧困問題を北欧諸国

    梶ピエールの備忘録。[経済]イースタリーとサックスがハイエクと福祉国家をめぐってケンカしている件について
  • 哲学者・山脇直司氏への公開書簡――誰が公共哲学をファイナンスするのか - 誰が得するんだよこの書評

    先日「公共哲学とは何か」を批判的に取り上げたところ、著者である山脇氏から「私自身はこのが貴方の言うように「無害ないいとこどりの」とは全く思っておりません(中略)現代社会のあり方について激しく論争しましょう。」とのコメントをいただきました。 僕も市民の端くれとして、このお誘いには誠実に対応しなくてはならないでしょう。というわけで山脇氏の講義で教科書にも指定されている「グローカル公共哲学」の書評とともに、僕の意見を述べたいと思います。 結論から言えば、それは「この公共哲学は理想主義ではあっても、理想的現実主義ではないのではないか」ということです。 ここでは「正義」の話はやめよう まずはじめに断っておきますが、僕は公共哲学が目指している価値について、その是非を判断しません。つまり何が正義だとか、何が倫理的だとか、語るつもりはないということです。それはこの記事の主題ではありません。 (むしろ個

    哲学者・山脇直司氏への公開書簡――誰が公共哲学をファイナンスするのか - 誰が得するんだよこの書評
    daen0_0
    daen0_0 2011/06/14
    哲学者・山脇直司氏(@naoshiy)への公開書簡2――リバタリアンは公共哲学の夢を見るか? http://t.co/fKx8z6g をアップしました。