「 経済的利害と環境キャンペーン 」 ― 「環境問題を世界全体のシステムで考えるべきだ」と主張する。 石油に依存した米国社会、日本での都会暮らしが失わせる人間性など、環境問題への見えない壁の数々。 ―(養老孟司さんに聞く「エコの壁」(上)、環境問題はなぜ理解できないか、NIKKEI NETより引用) 経済成長と温室効果ガスの排出量は、比例する。 成長を高く掲げてのCO2削減は、あり得ない。 産油国が炭酸ガスを減らせと云うなら、原油を売るなと私なら言い返す。 2008年3月、岡山の市民フォーラム会場で発せられた、養老先生の言葉。 ネットを駆使して選出されたオバマ大統領の強い論調と重なり、想起した。 利害絡みのキャンペーンはやめよう、が建設的。 「 大量生産大量消費、大量輸送 」 2000年頃まで、水道栓をひねれば水が出ること、それを当たり前だと私は考えた。 時同じく、インターネットを通して世
日本の稲作はたいへんに米の売価が低く、労働時間が長いので、稲作だけでは農民は食べていけない。 このブックレットには農水省の調査結果で稲作農家の時給が、2007年に179円という驚くべき低さ、と報告されている。現在の最低賃金法687円の26パーセントという低さだ。農民は稲作だけでは食べていけない。 日本政府は稲作の大規模化を図っている。さらに減反政策を推し進め、休耕田が増えていく一方だ。稲作農民たちは新しい可能性を求めて動き始めている。 1つの大きな流れは有機農法である。いま、日本の米は好みの一極化が進み、どこへ行ってもコシヒカリ一辺倒だ。ところが日本で作られてきた米は500種類以上ある。 米の多様性を取り戻すことが、人々の米離れを取り戻すことだ。有機農法が注目を浴びている。個性的な米を食いたいという気運が高まってきた。小さな田圃で有機農法で作られた米の、安心安全な米を求める人が増えてきた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く