東京・世田谷区の商店街が、地元にゆかりの人気漫画「サザエさん」の銅像を設置したところ固定資産税が課されることになり、商店街側が都に税の減免を求めていくことになりました。 銅像を設置したのは東京・世田谷区桜新町の「桜新町商店街振興組合」で、「サザエさん」の原作者の長谷川町子さんが地元に住んでいたことから、地域の活性化に役立てようと、去年、都や区の補助を得ておよそ4200万円をかけて商店街の歩道にサザエさん一家の銅像12体を設置しました。 ところが今月上旬、これらの銅像が「事業の宣伝目的」に当たり、店舗の看板などと同じだとして、1年分の固定資産税およそ59万円を求める納税通知書が都から届きました。 振興組合によりますと、銅像の耐用年数とされる45年間で、納付額は合わせて980万円に上るとみられ、振興組合は四半期分およそ15万円を納めたうえで、減免を求めていくことになりました。こうした銅像は自治