京都府八幡市の府道で24日朝、歩道を集団登校中の小学生児童の列に乗用車が突っ込んだ事故で、車は歩道の縁石(高さ約20センチ)に乗り上げて鉄柵をなぎ倒した後、約7メートルにわたって宙を飛んでいたことがわかった。 路上にブレーキ痕がないことなどから、府警は同市内の派遣社員の少年(18)(自動車運転過失傷害容疑で逮捕)が制御困難な速度で運転していたとみて、危険運転致傷容疑の適用も視野に調べを進める。 この事故では、市立八幡小1年の男児(6)が頭を打ち重傷、1~5年の男女4人が軽傷を負った。 府警が詳しく調べたところ、車が乗り上げた歩道の縁石から着地点まで約7メートルあった。また、歩道と畑の間のフェンス(高さ約1メートル)の上部が曲がっていたことから、車が跳ね上がった高さは1メートル弱に及んだとみられる。 府警によると、車が歩道に乗り上げた瞬間、多くの児童がしゃがみ込んだ。 軽傷の児童4人も手足の