なんかさ、海外組といまいち認識が合わないのは、いわゆるIT業界が日本においては大学全入時代におけるホワイトカラーの受け皿みたいになっている結果じゃないかなあという気がしなくもないんですよね。 海外だと、コンピューターサイエンスをやっている人がIT業界を目指すのが当たり前で、そうでなくてはついていけない、という話がありますが、日本では世界に名だたる(いい意味でも悪い意味でも)教育水準と、一億総中流時代を経てきたことによる格差の相対的ななさによって、結果としてホワイトカラー人口が溢れてしまい、その最期のフロンティアがIT業界だった、というのが2000年前後。と考えると、IT業界内の格差も、IT業界にいる人のレベル感の差もなんとなく実感と合っている気がします。 だから、いわゆるブルーカラー的な職業分類がされなかった。コーダー、テスター、プログラマー的な階級も作られなかった反面、プログラマーあるい