『ひなた先生が教えるデバッグが256倍速くなるテクニック』を読みました。 この本は先輩プログラマと特別講師が新人プログラマにデバッグの技術を教える話で、初級者から中級車のプログラマが読者の対象になります。 「__LINE__」マクロでソース行を埋め込んだり、コールスタックを調べて関数の呼び出しもとを判定したりするなど、C言語の入門書には書かれていない方法が学べました。 このような方法を知らない方は少なくないのではないでしょうか。 デバッグの技術よりも、バグのないプログラミングの方法についての考察が面白くて参考になりました。 たとえば、「W(x,y-1)+W(x,y+1)+W(x-1,y)+W(x+1,y)」という列挙順はよくないなど。 変数の命名規則についての考察はとても興味深い話でした。 1990年中頃の命名規則は、Windows3.0のSDKは各種ハンドルが同じ型だったため、変数名に型
2月26日にある新聞社の方の取材を受けたが、そこで取り上げられたのは個人向け国債のことであった。個人向け国債の販売額は2012年1月の発行額が7454億円と少し回復したものの、その後は低迷しており、今年1月の発行額は3539億円となっていた。個人向け国債の販売低迷の理由は、その利率の低さにある。過去の個人向け国債の販売額と利率の推移を見れば明らかであり、個人はその商品性そのものよりも利率に目を向けていることがわかる。 国債への懸念が影響しているのではないか、との指摘もある。巨額な政府債務への漠然とした不安感はあろうが、たとえば銀行預金と比べて国債の安全性が低いと考えている方がそんなに多いとは考えにくい。もちろん国債は有価証券であり、元本が必ず返ってくる預貯金よりもリスクが高そうとの認識も残っているかもしれない。ところが個人向け国債の商品性をあらためてみると、国内の金融商品の中にあって、ある
G*Mag Japan 本日(2013/02/28)発行された 日本 Grails/Groovy ユーザーグループ(Japan Grails/Groovy User Group) 発行の『G*Magazine Vol.6』に、記事を寄稿していました。 まぁ記事と言うよりも活動報告なのですが...(^^;) 去年の夏(2012年08月)頃から横浜界隈(主に横浜タネマキ)で開催している『Yokohama.groovy』に関するこれまでの活動とこれから(2013年)の活動予定について、簡潔にではありますがまとめております。 Home · yokohamagroovy/support Wiki Yokohama.groovy - connpass 取材当日はレギュラーメンバーとしてとーます(TwitterID:@grimrose)さん、Yuki Sumida(TwitterID:@y_sumida
今日にいたるまで『SQLアンチパターン』についてブログを書こうとして、 2回失敗してます。 1回目:『SQLアンチパターン』を読んだ 最初はあまり期待していませんでした。 題名からしてなんとなくおもしろくなさそうだった。 そもそもオライリーだし、取っつきにくいはずだ。 (ここは正直に…) ただ、好評なツイートが多かったので買ってみました。 2,3章読んで、考えが一転しました。 おもしろい。スラスラ読める。あまりのデジャブ感に笑える。 これはブログ書いてまとめようと思いましたが、そこ止まり… 2回目:デブサミで『SQLアンチパターン』にサインしてもらった 読んでる時にちょうどデブサミに参加することができて、 もしかしてと思ったら監訳者の和田さんのサイン会がありました。 「ブログとかで感想ください」 和田さんにそう言われたので、ネタもあるし感謝の意も込めて、よしブログ書こうと決意。 帰りの新幹
永和システムマネジメントさんで開催された「第108回 DevLOVE − Play! かんばんゲーム リベンジ」に参加してきました。DevLOVEに参加するのは2010年以来ではないか!@yattomさんの「かんばんゲーム」は、ずっとやってみたかったので夢が1つかないました。 かんばんゲームのルール はじめに言葉の定義としてタスクとかを貼りつける板を「かんばん」に統一。「TODO・DOING・DONE」や「設計・開発・テスト」といったそれぞれを「ステージ」と呼んでます。 このゲームをざっくり説明すると、実際に「かんばん」を使い、タスクを消化していくゲームです。さらに「Eventカード」や「Problemカード」や「Solutionカード」がゲームを盛り上げます。 タスクにはコスト(ストーリーポイント)が書かれているので、出したサイコロの目の数だけ減っていきます。今回は1テーブル5人で、メン
コミュニケーションの本を書いた昔、当時の自分は、理解というものを「相手の言葉を相手の文脈で呑み込むこと」、納得というものを「相手の文脈で自分の考えを再発見すること」なのだろうと考えていた。 こうした考えかたそれ自体は、平田オリザの演劇の本に借りたものだから、恐らくはそれほど珍しいものではないし、考えかたとしては、今でもそれほど大きく間違っているようには思えないのだけれど、こうした定義に従った「納得」を得るためのコストは莫大で、病棟でそれを達成するのはたぶん難しい。 昔の定義について 理解と納得というものを考えていた昔、理解とは事実の把握、納得とは事態の認識なのだろうと、とりあえず定義していた。 病棟において、患者さんによる「理解」とは、医師の説明を聞き、それを受け入れるものであって、医師と患者さんとの間にあらゆる情報が共有されると、今度は患者さんの内面から、「自分の病気とはこういうものであ
先の総選挙の一件もあって、このままズルズルと夏まで引っ張られるのかなぁ・・・と思っていた「TPP」の話が、日米首脳会談を経て、突如再燃した。 報道等を眺める限りでは、まだまだ、あくまで交渉のテーブルに付くかどうか、という段階を脱し切れていないし、他国の動向とも合わせて、(仮に締結まで進んだとしても)日本国内で“発効”に至るのは遠い先のことのように思われるのだが、いろいろな議論が盛り上がる、という点では、“TPP時代”と呼ぶにふさわしい状況が到来しそうな気配である。 ・・・ということで、しばらく積読になっていた福井健策弁護士の新書を開いてみた。 出版されたのが、昨年の秋だから、お読みになられた方も大勢いらっしゃるだろうし、改めて自分が読後感を記すのも気が引けるのであるが、いろいろと感じ入るところも多い一冊だっただけに、一応、ここに書き残しておくことにしたい。 「ネットの自由」vs.著作権:
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