新しい一万円札の肖像に選ばれ、14日から始まるNHKの大河ドラマでその生涯が描かれる渋沢栄一の出身地の埼玉県深谷市で、渋沢の生前の姿を再現した2体目となるアンドロイドが公開されました。 実業家として数多くの企業の設立や育成に関わり、「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一の功績を広く知ってもらおうと、出身地の深谷市は文献や写真などを参考に生前の渋沢の姿のアンドロイドの製作を進めています。 そして渋沢の誕生日でもある13日から、完成した2体目のアンドロイドが「中の家」と呼ばれる旧渋沢邸で公開されました。 新たなアンドロイドは、80歳ころの渋沢の姿で和服を着て上座敷に座り、ふるさとの家に久しぶりに帰ってくつろぐ様子が再現されています。 訪れた人たちはまるで生きているかのように顔を動かしたり表情を変えたりする様子を見学していました。 見学した70代の女性は「本物の写真とそっくりでびっくりしました。