新型コロナウイルスの感染拡大にともなう厳しい社会経済情勢を踏まえ、今月就任した千葉県の熊谷知事は、自身の給与を来月から月額20%減額する方針を決めました。 これは12日、千葉県が発表したもので、新たに条例を制定して知事や副知事などの給与を減額する方針です。 条例の案によりますと、新型コロナによる厳しい社会経済情勢を踏まえ、熊谷知事については、毎月の給料と地域手当を来月から来年3月まで、それぞれ20%減額するとしています。 また、2人の副知事と常勤の監査委員、知事特別秘書の合わせて4人の特別職についても、毎月の給料と地域手当を同じ期間にそれぞれ10%減額することが盛り込まれていて、知事も含めた減額の合計は、およそ740万円になる見込みです。 これについて熊谷知事は、記者団に対し「感染拡大で県民も事業者も非常に苦しい思いをしている。少しでも思いを寄せ私自身の給与を削減して、感染対策にあてたい」