河野太郎デジタル行財政改革担当相は9日までに産経新聞の単独インタビューに応じた。主なやり取りは次の通り。 北京市の経済技術開発区に掲げられた「自動運転道路試験路区間」の看板。周囲の行動では自動運転車が走っている=11月中旬――デジタル行財政改革が本格的に進行している 「霞が関(中央官庁)の仕事は国民を幸せにすることだが、今はそれができていない。官僚がやらなくてもいい仕事をやらされているからだ。ろくに開催されていない会議体がいくつもあったり、同じ政策なのに毎年閣議決定をしたりしている。やらなくてもいいことは全てやめ、新しい政策を実現するための時間を増やしたい」 ――ライドシェアの導入については、現行法令改正か、新法制定か議論がある 「地域で交通の足が確保できれば方法は何でもよく、法律の話は出口の議論だ。現在はタクシーの配車アプリによって、どの地域のどの時間帯にタクシーが足りないかは議論するま