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ブックマーク / honz.jp (2)

  • 『サイレント・ニーズ』新しい見方というシンプルな武器 - HONZ

    2008年7月、iPhoneが発売された。その時から凋落の一途を辿っていったのが、Nokiaの携帯電話事業である。2007年に最高益を達成した後は、「第3・4世代(3・4G)移動通信システムvsスマホ」におけるイノベーター・アップルの前にひれ伏すこととなる。そして、2012年には14年間に渡った販売数トップの座をサムスンに明け渡し、昨日、携帯電話事業をマイクロソフトへ売却した。 しかし、これまでNokiaが果たした携帯電話事業への功績は大きい。特に水道、道路、電気のインフラが十分に整っていない発展途上国で、携帯電話を売りまくってきたのである。一番の売れ筋商品であったNokia1100は、シンプルなデザインと限られた機能で累計2億5千台を販売したし、今では世界で半数以上の人が携帯電話を持っている。著者は、この携帯の普及をバックエンドで支えるリサーチ部門に所属していた。 2005年当時、使える

    『サイレント・ニーズ』新しい見方というシンプルな武器 - HONZ
    dai___chi
    dai___chi 2014/04/27
  • 『画文集 炭鉱に生きる 地の底の人生記録』 - HONZ

    先ごろ、岩手県平泉が世界文化遺産、小笠原諸島が世界自然遺産に認定され、地元は大変な喜びようであったことは記憶に新しい。さらに「世界記憶遺産」に山作兵衛の炭鉱画が選ばれ、昨日、認定書が田川市に届いたというニュースが入った。 実はユネスコの世界遺産のなかにこのようなジャンルがあることを初めて知った。聞けば「アンネの日記」や「ベートーベンの第9草稿」、「フランス人権宣言」などが登録されているという。その中に幼い頃から炭鉱で働き、60歳を過ぎてから初めて絵筆を握った人間の絵が登録されたのだ。 『画文集 炭鉱に生きる 地の底の人生記録』は1967年、山作兵衛75歳のときに出版されたものだ。今回の世界遺産登録を記念して、巻末に金子光晴、石牟礼道子、菊畑茂久馬、南伸坊の書評を付けて新装版として発売された。 書は「ヤマの生活」「ヤマの米騒動」「ヤマの労働」の3部に分かれている。 明治25年(1892

    『画文集 炭鉱に生きる 地の底の人生記録』 - HONZ
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