2012年1月25日のブックマーク (1件)

  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第465回 アニメーションとしての『逆襲のシャア』

    クライマックスの話題に入る前に『逆襲のシャア』の作画や演出について触れておきたい。この作品の制作状況については、公開前に悪い噂を聞いていた。「作画が遅れている。それから、1映画に作画監督が10人もいるらしい」という噂だった。今ならTVシリーズの各話でも5人を越える作画監督がいる場合もあるが、当時としては1の作品に10人の作監がいるなんて、考えられない事態だった。そんな噂を聞いていたので、公開前にはボロボロのフィルムになっているのではないかと思っていた。僕が公開前に『逆襲のシャア』に期待できなかったのは、そのためでもある。 ところがフタをあければ、これが立派な仕上がりだった。キャラクターデザインのラインは『機動戦士Zガンダム』を踏襲してはいるが、『Zガンダム』に比べると、作画や色遣いに関して抑制を効かせており、ロボットアニメのキャラクターとしてはストイックなくらいの仕上がりだ。そのスト