厚生労働省は2月20日、東日本旅客鉄道労働組合(JR東労組)から「ストライキ等の争議行為を行う予告」を受けたと公表しました。 厚生労働省に掲載された争議行為の実施内容(厚生労働省より) これを受け、大手紙なども「JR東日本の労働組合が3月2日以降、ストライキに踏み切る可能性を厚生労働省に通知した」と報道。「ストライキが決行されたとしても、列車の運行に支障はない」という内容に対し、ネット上では「電車が止まらないストライキに意味あるの?」という声が寄せられています。 ストライキとは、労働者が雇用者へ労働条件改善を求め、集団的に仕事を放棄する行為です。これは労働者の権利として憲法で認められています。ある程度の年齢以上の人なら「ストライキで電車が止まった」という経験もあるのではないでしょうか。 鉄道や路線バスなどの運輸事業、郵便、水道、電気、ガス、医療など公益事業でストライキを行う場合には、その旨