レモン、レモン、レモン――。レモンの快進撃が止まらない。 昨今、菓子類、スイーツ、缶チューハイやハイボール缶といったアルコール類など、レモン関連の新商品が続々と登場している。 3月には、サントリーが「サントリー天然水Clearレモン」を、ポッカサッポロフード&ビバレッジが「キレートレモン ダブルレモン」を、キッコーマン飲料が「デルモンテ スパイシージンジャーレモン」を、4月には伊藤園が「自然派Water 輪切りレモン×水出しミント」を新たに発売。 上記4商品は香料ではなく、レモン果汁・もしくは輪切りレモンを使用するなど、清涼飲料水のジャンルにおいても、よりレモン感を感じられる商品がトレンドになりつつある。既存商品のリニューアルを含めれば、上記以外にもまだまだレモン飲料のラインナップは控えており、さながら“レモン飲料戦国時代”といった状況だ。 拡大する「レモン市場」 「果汁別でいうと、オレン