『アクアノートの休日』や『太陽のしっぽ』、『巨人のドシン』といった斬新なゲーム性を有した数々の作品を手掛けるゲームクリエイター・飯田和敏氏。2017年現在、立命館大学で教鞭を執りながら某新作タイトルに携わっているという彼が、ゲームメデイアでコラムを執筆するのは4度目だという(「ゲーム批評」→「コンティニュー」→「ファミ通WAVE」と媒体を変えながら足かけ20年にわたり連載を続けていた)。 コラムのタイトルは「きのこのいけにえ」。氏曰く、 “きのこ”とは“マリオ”(自分が従事しているビデオゲームコンテンツを表す)のことで、“いけにえ”とはゲームを作るための肥やし(日常的な体験やコンテンツ)のこと。また、自分がもっとも愛してやまないB級映画の金字塔『悪魔のいけにえ』へのオマージュでもあります。 とのこと。というわけでこのコラムは、飯田氏が感銘を受け“肥やし”として消化したコンテンツを静かに熱く