マルコムXの暗殺事件で有罪判決を受けた男性2人が、有罪を取り消される見込み/Truman Moore/The Chronicle Collection/Getty Images (CNN) 1965年に起きた米国の黒人公民権運動指導者マルコムXの暗殺事件で有罪判決を受けた男性2人が、有罪を取り消される見込みとなった。男性の弁護士らが明らかにした。 ムハンマド・アジズさん(83)とカリル・イスラムさん(故人)の弁護士らとマンハッタン地区検察が1年10カ月に及ぶ調査を行った結果、無実の証拠が見つかったという。裁判当時、検察も弁護側も提出しなかった連邦捜査局(FBI)の文書などがあるとしている。 アジズさんは当時ノーマン・3X・バトラー、イスラムさんはトーマス・15X・ジョンソンの名で知られていた。 サイラス・バンス検事は米紙ニューヨーク・タイムズとのインタビューで、「歴史の中で法執行がその責務
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