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  • リコーの変わり種カメラが切り拓いた新境地

    リコーが2013年から売り出している「THETA(シータ)」が、プチブレークの兆しを見せている。リコーは事務機器が主力だが、防水・耐衝撃に特化した「WGシリーズ」や2011年にHOYAから買収した「ペンタックス」ブランドなど、コアなファンが着くデジカメを作るメーカーとしても知られている。 シータは、見た目からして通常のデジカメとは一線を画している。シータには通常のカメラのように液晶はなく、タテ13センチ、ヨコ4センチの機体には両面に半球型のレンズがあるだけ。表にシャッターボタンがあるくらいで、ほぼ表裏対称の形をしている。撮った写真はスマホに転送され、そこから映り具合を確認する。 シータの最大の売りは、撮れる画像が「360度パノラマ」という点だ。表裏両面のレンズから撮れた画像を合成することで、360度すべての風景を一枚の画像に納める。実際にスマホやパソコンで見る時には、画像をドラッグする事で

    リコーの変わり種カメラが切り拓いた新境地
    daigenc24
    daigenc24 2015/05/29
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