近年、米国では、地元で収穫された食材を好んで消費する地産地消が、ライフスタイルのひとつとして定着してきた。 このような消費者の変化に伴って、地元食材に対する需要が急速に拡大。米国農務省(USDA)によると、地域の農家が農産物を持ち寄り、消費者に直接販売するファーマーズマーケットの数は、全米で2008年から2014年までの6年間に76%も増えている。 ・地元の農家と消費者をつなぐ、バーチャルなファーマーズマーケット 2015年3月、米シアトル市で、地元の農家と消費者を直接つなぐオンラインマーケットプレイス「Barn2Door」が開設された。 農家がモバイル端末を通じて、農産物をオンライン上に”陳列”し、地元の消費者らが購入できる仕組みを構築。とりわけ、販売チャネルやマーケティングチャネルが限られている小規模農家に適したプラットフォームとなっている。 ・失敗から学び、“強み”へ集中 Barn2
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