駄菓子はコンビニで買うものになって久しいが、私たちの子どもの頃から……どころかお父さん、お母さんの子どもの頃から同じ駄菓子を作り続けている大阪のお菓子メーカー「オリオン株式会社」。 そんなオリオンのお菓子が詰まった玉手箱みたいなセットがあるぞ。箱のコンセプトは昭和を感じる「お道具箱」。新しいお菓子が生まれては消えていくお菓子業界ではあり得ない奇跡が今ここに……。おなまえ欄もあるからちゃんと記入して、さっそく中を見てみよう! ・ココアシガレット オリオンを代表するお菓子といえば文句なく「ココアシガレット」だろう。1951年(昭和26年)発売、その前身になったお菓子の誕生は1948年だというから、軽く半世紀超えだ! 「タバコごっこができる子ども向けお菓子」なんて今なら完全アウトだろうが、筆者の子ども時代にはタバコは「大人の証」であり、自立や労働を象徴するかっこいいものだった。行き先もわからぬま