転職サービスのDODAは12月2日、「平均年収データ2013」を発表した。正社員の平均年収は446万円(前年比4万円増)で、4年ぶりにプラスに転じた。 特に顕著なのは、20代の年収増(349万、前年比6万増)と、40代の年収減(598万、同10万減)だ。 年功序列の崩壊が顕著に 20代の平均年収は、調査開始の2007年(367万円)から、5年連続で減少を続けてきたが、今回は下げ止まりを見せたといえる。 逆に40代については、2007年(670万円)からの下げ幅が「72万減」と大きい。 この傾向は他の年代に比べても顕著で、50代が「同46万減」(802万→756万)、30代が「同43万減」(501万→458万)にとどまっていることからも、厳しい状況が伺える。 こうした流れについて、DODAの木下学編集長は、 「企業の給与体系が、年功序列型から成果報酬型へ切り替わりつつあることの表れ。定年の延