春の桜の季節と、秋の紅葉の時期。それぞれ一日、合計で年に二日だけ一般公開される素敵な庭園がJR国分寺駅からほど近い場所にあります。 それは、日立製作所中央研究所。日本最大の総合家電メーカーの日立製作所が1942年に創立した研究所です。 この研究所の門をくぐると、まるでどこかの自然公園に来たかのような気分になります。なにせ、目の前に飛び込んでくるのが緑豊かな並木道なんですもん。ここが仕事する場所なんて嘘みたいだ。構内に自然の川が流れてる職場とか、あんまりないと思うの。 橋を渡って並木道を歩いて行くと、やっと研究所の建物が見えてくるという寸法です。 日立製作所の創業社長の小平氏がもとある景観を残すよう伝えたため、武蔵野の古くからの自然が保たれています。人の手が入っていない区間もあるのだとか。 普段は関係者しか訪れない場所ということもあって、本当に森がそのままの形で残ってるんですね。 秋の一般公