【ワシントン=勝田敏彦】米フロリダ州にあるテーマパーク「ディズニーワールド」を訪問した女性がドナルドダックのキャラクターから痴漢行為に遭い、肉体的・精神的苦痛を受けたなどとして、ディズニー側に5万ドル(約430万円)の損害賠償を求める訴訟を起こしていたことがこのほど明らかになった。 司法関係の文書などを集めている米ウェブサイト「ザ・スモーキング・ガン」が公開した訴状で明らかになった。 訴状によると、原告はペンシルベニア州に住む女性で、2008年5月に娘らと同テーマパークを訪問。サインをもらおうとドナルドダックに近づいたところ、胸を触られるなどしたという。訴状はまた、虎のティガーによる類似の事件が04年にも起きているなど、同テーマパークでの被害の訴えが州当局に計24件あったとしている。 ディズニー側は米メディアに「原告が主張する事実は確認していないが、法廷では適切に対処したい」とコメン