病院の数や一人当たりのベッドの数では世界トップクラスの日本で、なぜ医療体制が逼迫し自宅療養者がここまで増えているのか。そして過去の感染拡大局面では事実上の”医療崩壊”に陥ったのか。またもコロナの拡大が懸念される今だからこそ、あえて日本の医療が抱える”病理”を徹底解説する。 コロナ、あるいは別の感染症がもたらす次の危機、次の医療崩壊を防ぐために、本当は何が必要なのか。繰り返し国民に自粛を呼びかけてきた医師会をはじめ医療関係者たちが進んでは語りたがらない事実とは何か。テレビ東京NEWSモーニングサテライトの豊島晋作が複数のデータを元に医療界の”不都合な真実”を解説する。 コロナ禍における自宅療養中の死者は2021年の8月末時点では200人を超え、出産を控えた妊婦も亡くなるなど、一時的とはいえ日本は事実上の”医療崩壊”に陥った。さらに現在もまた大きな波が訪れている。一方で各種のデータによれば
![病院が多すぎる日本が“医療崩壊”に陥る本当の理由【テレ東経済ニュースアカデミー】(2021年9月30日)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4ed0162740a0685fb097fa8a5ea54bcc3842514e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.ytimg.com%2Fvi%2FcXm4jujwOBM%2Fhqdefault.jpg)