西の栗東トレセンでは、若手のホープ・鮫島克駿(19)が「騎乗自粛」を余儀なくされる「事件」を起こしていた。栗東トレセン関係者が振り返る。 「鮫島は4月17日の阪神9Rを最後に、5月14日の新潟2Rで復帰するまで騎乗していませんでした」 その間、ファンの間では「何かあったのでは?」「違法カジノにでも出入りしていたのかも」など、さまざまな憶測が飛び交ったが、発端は京都で行われた「花見宴会」。栗東トレセン関係者が続ける。 「佐賀県出身の鮫島を含む、九州出身の騎手が大勢参加して行われました。鮫島は最年少ながら、幹事役をやることになったようです。その宴席で未成年の鮫島が、先輩騎手たちにかわるがわる酒を飲まされた。知り合いのきれいどころを何人か呼んでいた手前もあり、その場の勢いも手伝って、ガンガン飲んでしまうことに。結果、泥酔状態になったのです」 鮫島はその後、タクシーで栗東まで帰ることになったのだが