2年前に書いた事の答え合わせ。 のようなもの。 の前に、シリーズの第2回で降級廃止に対して危惧していた部分を引用したい。 降級廃止後の混乱で、個人的に最も恐れているのが評論家・マスコミによる批判キャンペーンだ。 降級を廃止した事で新たな問題が発生すれば「それ見たことか、降級はあったほうが良かったんだ」と既存の問題や改善された部分を無視して主張する輩は現れる。 名指しはしないが、そんな評論家は何人も頭に浮かぶ。 表面上の問題点だけを指摘して権力に対して小気味良く批判するような文章は、わざわざ数字を出してクドクド背景から解説するような文章よりも軽く読めるし共感を得るであろう。 それは競馬ファンに留まらず、現状の認識を思えば厩舎関係者や馬主の多くも同調するだろう。 その声が大きくなればJRAは対応を迫られる。 その結果が芝からダートへの転換供給だとすれば・・・ 個人的には最悪の帰結である。 その