はじめに 前回までのおさらいです。本連載では、プロセスはチーム作りのための道具であるという位置付けで話を進めています。 プロセスは、ゴール、マイルストン、ガイドライン、ルール、ロールから構成されます。ゴールは全要件が満たされている状態であり、辿る経路(マイルストン)は様々です。しかし、辿る経路にはパターンがあります。そして、パターンは一連の流れがサイクルとなって循環するようになっています。 このサイクルはフィードバックループを形成しており、フィードバックを活用することで活動を洗練することが出来ます。フィードバックを活用するには、活動の結果と過程を理解することが有益であり、そのために「見える化」を用います。 今回は、見える化によって現状を理解した後に、活動を見直していく手続きについて説明します。活動を見直したら、後は活動に戻るだけです。これで、1つのサイクルが完成することになります。 未来の