東京・神楽坂にある老舗日本茶専門店「樂山(らくざん)」の店頭を通りかかる人々が緑色ののぼりに吸い寄せられていく。自分で入れた日本茶をテイクアウトできる「お茶Bar」オープン記念イベントだ。 お茶Barは、全国33個所の日本茶専門店で始まる新しい取り組み。マイボトル(水筒)を持参した人が、1回分の茶葉を購入(100円~)し、店舗が無償で提供するお湯や急須などの茶器を使って自ら入れた日本茶をテイクアウトするものだ。 マイボトル持参でエコな日本茶ライフ 象印マホービンと全国茶商工業協同組合連合会(全茶連)は、2007年から日本茶の新しいライフスタイルを提案する取り組みを続けている。入れたてのお茶を急冷して味と香りを楽しむ「ロック DE お茶」、2008年にはマイボトルで抹茶を気軽に楽しむ「シャカシャカ抹茶」などを展開。また、マイボトル持参者向けの「給茶スポット」も広めている。 給茶スポットでは、