JR東海とJR西日本は、10月31日から来年1月11日までの土日祝日と年末年始に、東海道・山陽新幹線の18区間で運賃を大幅に割り引く。正規運賃より最大でグリーン車が27.7%、普通車指定席が23.1%安くなる。景気低迷で利用客が激減しており、「過去最大の値引き率」(JR東海)で空席を埋める狙いだ。 両社が21日に発表した。パソコンや携帯電話で予約する「エクスプレス予約」の会員が対象。年会費は税込み1050円。乗車3日前の午後11時半までの予約が必要になる。 東京―新大阪間は、グリーン車が正規より4190円引きの1万4500円、普通車指定席が1150円引きの1万2900円で乗れる。東京―京都間は、グリーン車が4160円引きの1万4千円、普通車指定席は1220円引きの1万2300円。 最も値引きされるのは、新大阪―博多間で、グリーン車は5730円安い片道1万4950円と、普通車並みになる