朝日新聞の記事によると、理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士が26日、米フロリダ州のケネディ宇宙センターで無重力体験飛行を体験した。車椅子なし、音声合成装置なしで、1回25秒間ほどの無重力状態を8回連続で体験。「本当に素晴らしかった」「多くの人に私に続いて無重力飛行を体験してもらいたい」との感想を伝えた。(Zero Gravity Corporationのプレスリリース) 体験飛行では、Boeing 727を高度約10,000mまで上昇させた後、急降下して無重力状態をつくりだす。ホーキング博士は、1963年に筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断され、車椅子での生活を余儀なくされている。離陸前には「40年も車いすに縛りつけられている。自由に宙に浮いたら、きっとすてきだろう」と期待を語っていた。 ホーキング博士は1月に「2009年には(Virgin Galacticによる弾道飛行で)宇宙に