焼き芋。あのほくほくねっとり甘いシンプルおやつが恋しくなって、お、今年も冬が来たんだなあと思う。 寒気強まるこのごろ、例年通り焼き芋メーターの針が“食べたい”サイドに触れ触れになっていたのだが、我が家の近所で気軽に焼き芋を買える店がない。 もんどりをうちながら何とか自宅で手軽に作る方法はないものかと調べると、出るわ出るわ、焼き方の様々なノウハウが芋ほり遠足かというぐらに! が、この焼き方指南が聞く人や見るサイト、読む本によってだいぶ違うのだ。ある人はオーブンが一番といい、ある人は魚焼きグリルが、ある人は土鍋、はたまたトースターでもできるという。フライパンを使うのがいいという情報も見つかった。 もう、台所にある器具を使えばなんでも焼き芋が焼けるんじゃないかという状態。 いったい私は何で芋を焼けばいいというのだろう。頭をかかえながら、こうなったら仕方ない、台所の総力を結集して芋を焼きまくりまし