1月19日、ホンダの航空機事業子会社の藤野社長は会見で、ホンダジェットの受注について「100機を大きく超えるオーダーをいただいている」と述べた。サンパウロで昨年8月撮影(2016年 ロイター/Paulo Whitaker) ホンダ<7267.T>の航空機事業子会社、ホンダエアクラフトカンパニーの藤野道格社長は19日の会見で、ホンダジェットの受注について具体的な数の言及は避けたが、「100機を大きく超えるオーダーをいただいている」と述べた。主力市場である米国の景気が上向く中、受注や引き渡しの時期として好機との見解を示した。 藤野社長は、富裕層や経営者が顧客の中心となっているホンダジェットのような小型ビジネスジェット機市場は「比較的、景気の影響を受けやすい」と話し、同市場の規模が大きい米国の景気状況は受注活動や引き渡しの時期として「ちょうどいいタイミング」と語った。 藤野社長はまた、過去10年