ハロウィンが近づく中、米ロサンゼルスに拠点を置くファッションブランド「ファッション・ノヴァ」が芸者のコスチュームを販売していることについて、数多くの批判が寄せられている。一部には、この服装が「人種的に無神経」なものだとするものもある。英インディペンデント紙が伝えた。 2018年10月9日, Sputnik 日本
<ロシア人もドイツ人もアメリカ人も出場する、ナチス賛美の白人女性コンテストが炎上> 最近、ミスコンはただでさえ風当たりが強い。しかも、それが「ミス・ヒトラー」コンテストだったら......。 ロシア企業が運営する、ユーザー約5億人でヨーロッパ最大のSNSであるフコンタクテは9月半ば、オンライン開催のコンテスト「ミス・ヒトラー2018」の宣伝ページを削除した。 アドルフ・ヒトラーを「敬愛」する「純血」の白人女性の参加を募るページは9月に公開された。米ニュースサイト、ボカティブがその存在を報じた後、イスラエルのテレビ局がフコンタクテの管理者に連絡した。 モスクワ・タイムズ紙によれば、問題のページはロシア通信・情報技術・マスコミ監督庁によってブラックリストに登録され、再投稿が不可能になった。閲覧しようとすると、「暴力扇動のため、このコミュニティーはブロックされました」とのメッセージが表示される。
大坂なおみ選手の優勝で幕を閉じた全米オープンテニス女子シングルス。アメリカではセレーナ・ウィリアムズ選手の審判へのクレームを巡り、メディア各社が大々的に報じていますが、「米国の“根っこ”」が垣間見えたとするのは健康社会学者の河合薫さん。河合さんは自身のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』の中で、新聞各紙が「sexism(女性差別)」という言葉を使い騒動を論じていることを紹介した上で、その根底にあるのは「Racism」であると指摘、さらに人種や性別を超えて全ての人の心に響いた大坂選手のスピーチを称賛しています。 ※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2018年9月12日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。 プロフィール:河合薫(かわい・かおる) 健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象
(CNN) 10日付の豪紙ヘラルド・サンに掲載された米テニス選手セリーナ・ウィリアムズの風刺画に、人種差別的との批判が集中している。 ウィリアムズは8日の全米オープン(OP)女子シングルス決勝で大坂なおみに敗れた。この試合でラケットをコートにたたき付けたり、審判に暴言を吐いたりした行為を、同紙の漫画家マーク・ナイト氏が風刺した。 問題の作品ではウィリアムズが地団駄を踏む足元に、壊れたラケットとおしゃぶりが転がっている。その背後で、審判がやせた金髪の相手選手に「彼女を勝たせてやることはできないか」と語り掛けている。 ウィリアムズの顔は唇と鼻が誇張され、かつての米国でよくみられた黒人の差別的な描写を連想させる。 全米黒人ジャーナリスト協会(NABJ)はこの風刺画を「多くの面で不快」だと批判。ウィリアムズと大坂の両選手に対する人種差別、女性差別がにじみ出ていると指摘した。 ナイト氏は「国内では当
「あなたが日本語専攻の学生なら、出て行ってください。あるいは映画事業で仕事させてやってもいい」。中国スマートフォン大手小米科技(シャオミー)の社員が河南省であった採用説明会でそう発言し、「就職差別」と批判されている。同社トップに抗議の声が寄せられ、社員は謝罪に追い込まれた。 河南商報が報じ、小米の広報担当者も朝日新聞の取材に事実関係を認めた。 22日夕に鄭州大学であった採用説明会で、小米のイノベーション部門責任者とされる秦濤氏が、日本語専攻の学生に会場から出て行くよう要求したという。秦氏がこの時、「仕事させてやってもいい」と言った「映画事業」とは、中国人の若者の間ではアダルトビデオ産業の意味ととらえるのが普通だ。 秦氏の話を聞き、会場にいた200人以上の学生はみな笑ったという。憤って会場を離れた日本語専攻の学生は、河南商報の取材に、「日本語専攻の学生に対するきわめて重大な侮辱だ」と述べた。
小島慶子(こじま・けいこ)/タレント、エッセイスト。1972年生まれ。家族のいるオーストラリアと日本との往復の日々。近著に小説『ホライズン』(文藝春秋)。最新刊は『るるらいらい 日豪往復出稼ぎ日記』(講談社)。この記事の写真をすべて見る タレントでエッセイストの小島慶子さんが「AERA」で連載する「幸複のススメ!」をお届けします。多くの原稿を抱え、夫と息子たちが住むオーストラリアと、仕事のある日本とを往復する小島さん。日々の暮らしの中から生まれる思いを綴ります。 * * * 私はオーストラリアが白豪主義という白人優位の政策をとっていた1972年に、商社勤務の父の赴任先である西オーストラリア州のパースで生まれ、3歳まで育ちました。当時のパース駐在の日本人は200人ほどだったとか。 ちなみにオーストラリアには1800年代に入植して真珠の養殖などに従事した日本人たちの子孫である、日系オースト
By woodleywonderworks ノーベル経済学賞を受賞したゲーム理論学者のトーマス・シェリング氏が提唱した「人種隔離シミュレーション」は、例えば、「白人と黒人が『隣同士で暮らすのに抵抗はない』と考えていても、いつの間にか白人は白人、黒人は黒人で暮らす居住地区ができあがってしまう」という出来事の理由を説明するものです。この人種隔離シミュレーションをわかりやすく能動的に学べるのが「多角形のたとえ話」で、ちょっとしたパズルゲーム感覚で社会を歪ませる「偏見」がどういった効果を生むか分かります。 多角形のたとえ話(Parable of the Polygons) - 多角形社会に関する自分で遊べる記事 http://ncase.me/polygons-ja/ 「多角形のたとえ話」では、人間の代わりに三角形と四角形で人種隔離シミュレーションが行われます。 この2種類の形たちは、50%が三角
歯科医で治療を受ける女性。米カリフォルニア州ロサンゼルスで(2010年4月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/David McNew 【4月6日 AFP】米国の白人医学生の半数が、アフリカ系米国人の生物学的特徴に関して誤った考えを抱いていることを示唆する研究結果が発表された。黒人に対する鎮痛治療が常態的に不十分である理由は、こうした誤解によって説明がつく可能性があるという。 米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表された今回の研究は、米バージニア大学(University of Virginia)やその他の米国内の医学生、研修医として知られる1年目の医師の計222人を対象とした実験と調査に基づくものだ。 実験では、車のドアに手を挟んだなどの複数のシナリオを経験した黒人患者と白人患者に関する2件の模擬症例を被験者に読ませ、痛みを1~10点の10段階で評価させた。 さら
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