10月1日、「白人男性ばかりで新味なし」と揶揄される企業経営陣の問題に対して、米カリフォルニア州は1つの解決策を示した。写真は2009年3月、ホワイトハウスに集まった金融経営者ら(2018年 ロイター/Larry Downing) [ニューヨーク 1日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 「白人男性ばかりで新味なし」と揶揄される企業経営陣の問題に対して、米カリフォルニア州は1つの解決策を示した。同州に本社を置く上場企業に対して、2019年末までに最低1人の女性取締役を選任するよう、9月30日に成立した法律によって義務付けたのだ。 同法では、2021年末までに、5人の取締役がいる企業では2人以上の女性起用、そして6人以上の取締役がいる場合は3人以上の女性起用が義務付けられる。違反企業は最大30万ドル(約3400万円)の罰金が科せられる。