6月2日、ドイツ連邦議会は、1915年に当時のオスマン帝国で多数のアルメニア人が殺害された事件が集団虐殺だったとする決議を賛成多数で採択した。写真はイスタンブールのドイツ総領事館前で抗議するトルコ市民ら(2016年 ロイター/OSMAN ORSAL) [ベルリン/アンカラ 2日 ロイター] - ドイツ連邦議会(下院)は2日、1915年に当時のオスマン帝国で多数のアルメニア人が殺害された事件が「ジェノサイド(集団虐殺)」だったとする決議を賛成多数で採択した。トルコは決議採択に反発し、駐ドイツ大使を召還したほか、当局者によると首都アンカラの外務省にドイツ高官を呼び抗議した。