戦争や武力紛争の犠牲を強いられた人々に対して人道的保護と支援をする「赤十字国際委員会」(ICRC、本部スイス・ジュネーブ)のパスカル・メイジュ副事業局長がこのほど来日し、ハフポスト日本版のインタビューに応じた。メイジュさんは蔓延する紛争地での性暴力について「被害者にもっと支援の手を差し伸べてなくてはいけない」と語った。 パスカル・メイジュさんは1968年生まれ、スイス国籍。1994年にICRCに入り、スーダン南部(現南スーダン)やボスニア・ヘルツェゴビナ、インド、シエラレオネ、ジョージア、ルワンダ、ネパール、コソボの計8カ国で人道支援に従事し、武力紛争や暴力のはびこる状況下で被害を受けた人々に対して保護や支援活動をしてきた。2012年からは、全世界の活動を取りまとめる事業局の副局長を務めている。 ICRCが今後数年間、集中的に取り組もうとしている問題の一つが武力紛争下の性暴力だ。メイジュさ
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