釣りの帰りに立ち寄った、道の駅鴨川オーシャンパークの駐車場の脇に、「ところてん」のノボリを出す店があることに気がついた。(釣りの記事も読もう) そういえば、前にこのあたりの釣り船屋で食べさせてもらった、おかみさん手作りのところてんがおいしかった覚えがある。 ところてんなんて自分からはめったに食べないけれど、せっかくだから入ってみることにした。 (text by 玉置 豊 photo by 岡田孝雄) ここは素人が入っていい店なのだろうか ところてんでも食べようかなとは思ったものの、なんとなく入るのをためらわせるような店の外観。同行しているカメラマンの岡田君は、少し離れたところで首をひねるばかり。被写体としてはおもしろいけれど、ところてんがあまり好きではないらしい。 無人駅の待合所、あるいは露天風呂の脱衣所みたいな建物。おとなしく道の駅でソフトクリームでも食べようかとも思ったが、黒板に書かれ
「詩人会議」という雑誌に掲載されたものだそうです。 作者の京土竜氏のプロフィールは、わかるかぎりですが―― 京都の旧制専門学校を出て「立川飛行機株式会社」に1943年4月入社 陸軍軍用機試作設計技術一課の技術者。 45年4月に鳥取連隊に入隊,満州に渡る。 ハルピンの部隊入隊。「玉砕部隊」のはずであったが奇跡的な幸運で9月に帰国できた。 この作品は「赤旗」1989年2月4日付「読者の文芸」に初出(以後推敲4回)。 http://www.cs.kyoto-wu.ac.jp/~konami/kotoba/takeyarai.html 竹矢来 京 土竜 岡山県上房郡 五月の山村に 時ならぬエンジン音が谺(こだま)した 運転するのは憲兵下士官 サイドカーには憲兵大尉 行き先は村役場 威丈高に怒鳴る大尉の前に 村長と徴兵係とが土下座していた ――貴様ラッ!責任ヲドウ取ルカッ! 老村長の額から首筋
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