eBookProは3月7日、Apple独自の見開き表示に対応したEPUB拡張仕様を活用し、紙の雑誌と同様な見開きレイアウトを再現した電子雑誌「JAZZ JAPAN」の提供を開始した。 日本語の組版仕様も盛り込まれる予定のEPUB 3.0の最終仕様が5月にも登場するといわれる中、この国際的なフォーマットに対する注目が高まっている。 文字の大きさを変更すると、それに合わせてページ構成も変化する「リフロー」を原則とするEPUBフォーマットは、基本的にページの概念がない。このため、制作側がレイアウトを厳密にコントロールできない。活字中心のコンテンツであればともかく、写真などを多用する雑誌は、このフォーマットで配布するには向いていない。 しかし、Appleは自社が提供している電子書籍リーダーアプリ「iBooks」で、レイアウトを固定化することで見開きレイアウトも表示可能となる独自のEPUB拡張仕様を
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