福島第一原発事故以来、メディアなどで頻繁に取り上げられるようになった放射線問題。放射性物質が食品に混入すると汚染地域以外の人々にも影響を与えることになるが、どのような意識を持っている人が多いのだろうか。 ラクトフェリンなど放射線の被ばく低減化の可能性がある物質を研究している「機能性物質による被ばく低減化研究会」の調査によると、20~50代男女に放射線対策の状況を尋ねたところ、震災直後(3月中旬~4月上旬)に対策していた割合は26%だったが、現在対策している割合は22%とやや減少していることが分かった。 対策をしていない人に理由を聞くと、最も多かったのは「対策方法を知らないから」で24.1%。以下、「放射線によって体に影響があるような被ばくはしない/体への影響は少ないと思うから」が21.6%、「周りに対策をとっている人がいないから」が17.0%、「放射線による被ばくをある程度なら受け入れよう