総務省の2015年住民基本台帳人口移動報告によると、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県を合わせた東京圏の転入は48万7,251人、転出は36万7,894人で、11万9,357人の転入超過になった。 東京圏への転入超過は20年連続。2006~08年は毎年13万~15万人台の転入超過が続いていた。2008年のリーマンショック後、転入超過幅の減少が続き、東日本大震災が起きた2011年に6万2,809人まで下がったが、その後緩やかな景気回復とともに転入超過が拡大し、リーマンショック以前の状況に戻りつつある。 年代別の内訳を見ると、転入超過の大半は若い世代に集中している。20~24歳の6万6,517人を筆頭に、15~19歳2万6,484人、25~29歳2万68人、30歳代6,065人と続く。反対に50歳代や60歳代は転出超過となっている。 東京圏の現状について、総務省国勢統計課は「2015年も若い世代
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