いきなり目玉となっている3D表示機能の解説と評価に行きたいところだが、こうした製品の購入を検討している読者のみなさんは、「マルチメディアディスプレイ製品としての基本性能はどうなのか?」という点を気にかけているはずだ。まずは、このあたりから見ていくことにしたい。 まず、外観だが、デザインが一新されており、ディスプレイ製品としての質感が向上している。特に、電源を内蔵しながら奥行き38mmの薄型ボディと、アルミダイキャスト製になったスタンド部からは高級感が感じられる。RDT232WXシリーズなどに採用されていた合体ブロック式のネック構造はRDT233WX-3D(BK)では採用されていないが、スタンドネック部とディスプレイ部の接続位置を3段階に変更することができるため、高さ調整は依然と可能だ。積み木ブロック的な接合部がない分、接地感に安定感と堅牢なイメージが演出されている。 薄型デザインになっては