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増田と読み物に関するdambiyoriのブックマーク (3)

  • 消えかけの信号

    私の実家は千葉の片田舎にある。もっと言ってしまうと、田舎をイメージしたCMによく出てくる小湊鉄道沿線だ。その沿線(と呼ぶのも躊躇われるような僻地だが)にバブル最末期に出来た新興住宅地に私の実家は建っている。 今日は所用があってこの実家に帰ってきた。 駅に着きバスを待つこと20分。やっとやって来たバスに乗り込むと、乗客は私を入れて3人。当に素敵な田舎だ。 実はこれでも便利になった方だ。去年まではバスも通らず、駅から家までは歩くかタクシーぐらいしか交通手段がなかった。歩けば相当速く歩いてやっと家まで一時間、タクシーだと1500円はとられる距離。まあこれがうすのろのろとしたバスに乗って200円になったのだから、桁違いに便利になったと言ってもバチは当たんないと思う。 さて、そんな素敵なバスに乗ってしばらくすると他の二人の乗客は降りてしまって、バスは私の貸し切りになった。この調子だとバスは長続きし

    消えかけの信号
  • マイダスタダイ

    My duster died 私のダスターが死んだ ような気がする マイダスター 私の仕事場の台布巾。 消毒と洗浄を繰り返しながら何年も一緒に働いてきた。 患者さんから頂いた藍染のハンドタオル。 先日までは生きていた。 そうとうボロくなってきたのは分かっていたけどまだ命があった気がしてた。 2月の末に、仕事場の配置換えがあって、 その時私の部屋の掃除を手伝ってくれた人が、このダスターで壁を拭いて、 その後 「あ、雑巾、捨てときました。」 と言った。 私は顔を上げてその人の顔を見た。 その人と目が合った。 瞬間その人が叫ぶように言った。 「ごめんなさい!戻します!ごめん!ゴミ箱から拾ってきます!今!いま!」 捨てられたことにも驚いたが、そのひとの狼狽振りにもびっくりした。 どれほどの顔をしてみせてしまったのだろう私は、その人に。 その人は私にダスターを返してくれながら言った 「ごめん!当に

    マイダスタダイ
  • 書くご

    「書いたら消すな。消すなら書くな。 今のWorld Wide Webに文章をUploadするというのは、人のまばらな街頭でラジカセにマイクぶち込んで叫ぶことに相当する。芸が無いなら黙ってろ。芸があるなら全てを賭けろ。真面目なことはきっちりやれ。馬鹿をやるなら笑える馬鹿を全力でやれ。だから後で消すような覚悟で文章をあげるな。消していいのは消さないと無実の人に被害が出る時だけだ。 その覚悟が無いならただ見ていろ。覚悟のある者をほめたたえろ。賞賛と言う報酬を与えてさらに創造させろ。それができないならば部屋に帰って布団の中でくだらないベストセラーでも読んでいるが良い。」 テキストサイトが流行する前。師匠はそういいました。そして、フレームを起こして相手をただ罵倒する私に言いました。 「それでどこから笑いに持って行くつもりなんだ?」 「笑いじゃないなら泣きか。お前議論の最後に自殺でもする気か?それとも

    書くご
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